2020/08/10 09:26
今日は、いくら、ウニと合わせて日本3大珍味と言われるからすみについてご紹介します

1、どんな味?
先ずは気になる味から。
比較的ウニに近いような濃厚な味わいです。さすが高級珍味とされるだけあって、一度食べると忘れられなくなるような深い旨味を感じられます。
2、「からすみ」の名前の由来
日本語の「からすみ」は、戦国時代にこの高級珍味を口にした有名な武将に関係があります。すなわち、献上されたからすみを口にした豊臣秀吉に「これは何か?」と尋ねられた代官が、洒落で「唐墨」と回答したのが由来といわれています。当時のからすみは中国から渡来していました。そして、時間が経つとまるで炭のような色になることから、「唐墨」と表現したのでしょう。
そんなからすみですが、実は世界各地で色々な名前で呼ばれているのです。
日本では「からすみ」、イタリアでは「ボッタルガ」、台湾では烏魚子(Wū yúzǐ)と呼ばれています。
それぞれ、どのような意味があるのでしょうか。
まず、中国語の「烏」は、烏龍茶の「烏」や「烏(カラス)」と同じで「黒ずんだ」という意味です。からすみの色が濃い飴色であることに由来しています。
イタリア語は、bottargaで、魚の塩漬けという意味です。
天下人、豊臣秀吉も味わった日本三大高級珍味。味わってみたくなりませんか。
3、からすみの食べ方
そのまま堪能
そのまま食べやすい厚さにスライスするだけで、カラスミの風味を堪能できます。
高級珍味なので1~2ミリくらいにスライスする食べ方が多いようですが、1センチくらいに厚くスライスしたちょっと贅沢な食べ方もおススメです。でも、あまり厚すぎると固いので気を付けてくださいね。
余裕があれば、スライスする前にお酒をふりかけて柔らかくしてから、薄皮を取るとさらに口当たりが良くなります。
からすみ茶漬け
そのまま1ミリ~1センチくらいのお好きな厚さにスライスし、市販のお茶漬けの素と一緒にご飯にトッピングして熱いお湯をかけるだけ。湯気と一緒に豊かな香りが立ち上ってきます。疲れて食欲のない日も、これなら何杯でも食べられる、と思えるようなおいしさです♪
https://cookpad.com/recipe/2243379
からすみのパスタ
私はあまり料理が得意ではないので、シェフごはんさんのレシピを紹介させていただきます。
トッピング用の数枚のスライスを残して、あとは細かくすりおろしてパスタにかけます。食べる直前にかけるのがポイントだそうです。
https://chefgohan.gnavi.co.jp/detail/1331/
みなさんも、ぜひ色々な召し上がり方をお試しくださいね♪
お読みいただき、ありがとうございました。
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